なぜINFJは生きづらいのか – by pascal

私の友達がINFJなんだけど、この前生きづらさを共有してくれたの。
その時何も言えなくって、、、
INFJの生きづらさについて、もっと教えて欲しい!

mbtiに詳しい猫

なるほど。INFJは確かに現代社会では生きづらい性格タイプだ。
人口も少なく、理解者も少ないだろう。
今日はINFJの生きづらさや、どのように対処するかについて見ていこう。

目次

INFJが得意なこと

INFJは、相手の話やその状況を理解をするのが非常に得意です。
INFJが良く言われる言葉として、”聞き上手”があります。相手の背景や言葉の意図、状況を想像する力によって、
相手に深く共感し、寄り添うことができるのです。

これは脳科学的に、以下の3つの領域が働くことによってもたらされます。

~INFJの得意な脳の働き~
・イメージ主体で考えるのが得意な領域
・適切な言語の把握が得意な領域
・相手に共感したり、文脈を理解するのが得意な領域

これらの機能が合わさることによって、イメージで相手の状況を包括的に理解し、相手の言葉の些細な揺らぎを知覚し、文脈を理解しながら相手に共感をするという、”聞き上手”のINFJが生まれるのです。
ここから派生する得意は”聞き上手”だけではありません。イメージは分かりやすく相手に伝える武器になりますし、言語把握は相手の意図や論理的な流れを掴むヒントになります。文脈の理解や共感も人と付き合う上で武器になるでしょう。

INFJの得意なことを具体的に知りたい方はこちら

INFJが苦手なこと

しかし残念なことに、これらの領域は”知覚”するだけの領域であって、INFJは言語化が苦手なのです。
イメージは色んな意味や可能性を持ちながら自分の頭の中にあるため、そのイメージを説明するには様々な角度から言葉が必要になるでしょう。
言語把握も、相手の言葉の意図を理解できるということは、逆に話すときは自分の言葉の違和感に気付いてしまうということになり、こちらも言葉がスムーズに出てこない原因になります。

INFJの得意なイメージ主体の思考・言葉を正確に知覚する能力は、言語化には向いていない

では、共感はどうでしょうか。一見、共感や文脈の理解は論理的で言語化に優れた能力に見えます。
しかし、これはあくまで「もし、、、なら」を感じる機能であり結局知覚の機能なのです。
しかも、相手の言葉や感情を正確にイメージでき共感できるということは、相手の言い分が分かるということであり、
これも自分の言語化を阻む要因になります。
特に、思春期など論理的な思考能力が未発達な場合、周囲の意見や感情が”理解”できてしまうが故に、自分の意見がないまま相手に感情や思考の主導権を委ねてしまいます。
こうなると、苦しみは感じながらも言語化ができないという状況が長く続いてしまうのです。

言語化が苦手なのと、相手のことが理解できちゃうから、
自分の考えや感情がまとまらないんだね。

実はこの”共感”は自分の感情や価値観を周りに”同化”させる機能だ。
自分の感情は知覚できないことが多い。
だからまず多くのINFJは論理で自分を守る。自分の軸を作るんだな。
成長するにつれ感情もだんだんとはっきりしてくるはずだが、
やはり幼少期や思春期のINFJは困難を抱えることが多いな。

現代社会で言語化が苦手であるということ

現代は特に論理性と素早い応答が重視される世の中です。
論理的に説明できないことは無いのと同じであり、すぐに考えを話せなければ、何も考えていないと決めつけられてしまうことが多いでしょう。これは特に男性社会に顕著な現象です。
これは、科学万能主義と資本主義の弊害で、世の中のすべてが説明できるという科学の偏見から始まり、
資本主義によりほぼ全ての人が論理的に説明をしなければいけない状況に追い込まれます。

もちろん、説明をすることそれ自体はお互いの理解のため必要なことです。
しかし、すべてのコミュニケーションが論理的な説明でなければいけないのでしょうか。
ぽつり、ぽつりと話すが的を得た説明をする人。理解はできないしつまらないが、何故か生き方に惹かれる人。
そういった個性が論理的な物差しのもと”無能”というレッテルを貼られてしまっています。

現代は論理的な正しい意見を素早く述べることが必須能力になってしまっている

人は自分の見ている世界を他人が同じように見ていると感じるようにできています。
人が人を理解できないとき、怠惰だと決めつけるとき、思いやりがないと感じるとき、その人は「自分の見ている世界と相手の見ている世界は違うかもしれない」とは考えません。「皆自分のようにすればできるはずなのに、なぜできないのだろう。怠惰だからではないか。」と自分主観で物事を考えるのです。これを心理学用語で投影といいます。

このような視線が、INFJにも降り注ぎます。
そのためINFJは得意でもない機能を使い、論理的に考えるようになり、かつ1人で思考する時間も与えられぬまま即興的で納得のいかない答えを生み出し続けるのです。

mbtiに詳しい猫

INFJは人口が少なく、他タイプに擬態して生きていることが多い。
手本となる大人を見つけるのは難しく、考えを共有できる友人を見つけるのにも苦労するだろう。

~論理的でない正しさ~
正しさには様々な種類があります。

現代社会で求められている正しさは客観的な正しさですが、これは「AならばB、なぜならA=Bだから」といった明確な客観性に担保され、共通言語に適しているからよく使われるという背景があります。

一方でこういう正しさもあります。「AならばB、なぜなら私がそう考えるからだ」
馬鹿にしていると感じるかもしれませんが、主観は人間の大切な要素であり、客観的な知性だけが真に正しいものではないのです。私の中で正しいなら、それは客観性に勝るもので良いのです。

もちろん、感情的な正しさもあります。
自身の中の感情的な正しさは、よく客観的な論理性と対峙します。
これは、感情を論理で”考える”正しさではなく、”感じる”正しさです。人間なので”感じる”正しさがあるのは当たり前です。
また、社会で求められている慣習や感情に従う正しさもあります。論理的でなくても周囲の調和のために動く、そういった正しさです。

正しさは相対的なもので、主観と客観、感情と論理それぞれの正しさがあります。
自分がどれを信じて、どれを信じないのか。自分自身で決めて良いのです。

なぜINFJは1人の時間が重要なのか

INFJはMBTIのタイプの中で最も1人で考える時間が必要なタイプのひとつです。
それは前述したとおり、誰かがいるとその人の感情に同化しようとする力が働いたり、相手の話や行動を知覚することに意識が割かれ、自分自身のことを考える時間が取れなくなってしまうからです

また脳科学的にも、人ごみや騒がしいところでは言語理解の脳領域が働きづらいことが分かっています。
1対1だと比較的話しやすいのは、こういった脳の働きが原因になります。

騒がしい場所や感情の同化が起こるとINFJは上手く思考できなくなる

INFJは言語理解の能力を使い、静かな場所で独り言や脳内での会話を繰り返し、自分がどうあるべきか・どう考えているのかを整理することができます。また独り言のほかにも読書や映画鑑賞などもINFJにとって自己と向き合う時間になります。特に芸術の分野では感情を使うことが多いため、INFJにとって生涯大切にしたいようなイメージが浮かび上がりやすいでしょう。

1人の時間では、ブログや日記を書いてみるのも良いでしょう。言語理解の機能は、言葉や文字を再度自分で認識しないと上手く働かないからです。
noteやXなどではINFJが数多く存在しており、先人たちの生き方を見たり交流したりすることで見えてくるものがあるかもしれません。

YoutubeやSNS・友人との交流をちょっとストップして、自分の内面に目を向ける時間を作ることも大切になります。

INFJにおすすめの書籍

詳しくは別の記事でご紹介しますが、エッセイなら鷲田清一さんの著書がおすすめです。
人について考えるのにぴったりな本が見つかると思います。

小説でしたら、上橋菜穂子さんの”獣の奏者”がおすすめです。
感情的な温かさが伝わってくる素敵な作品です。

INFJはなぜ理想が高いのか

INFJは理想主義者とも言われており、ガンジーやキング牧師などもINFJとして挙げられるほどです。
INFJは人を良く理解しており、なぜ争いが起こるのかをイメージと言葉で理解することができます。
そして深い共感能力から、争いの起こらない世界への道を描こうとするのです。

こんなに壮大な規模でなくても、自身の仕事上の目標や、人生の目標について大きな目標を掲げるINFJは多いでしょう。それは、INFJがイメージ主体で物事を考え、可能性を知覚できるからです。
イメージとは具体性を省いた抽象的なものごとの関連を表しており、より広く世界を捉えることができます。
なので、ここまでできるかもしれない、といったイメージは際限なく広がり、ついには最終的なゴールに収束します。
これがINFJの理想です。具体的な視点から物事を考えるタイプは、イメージが広がる前に障害をはっきり捉えることができ、より現実的になるのですが、後述するようにINFJは具体的な認知が得意ではありません。

そのため、大ぶろしきを一旦広げて、それを達成するために動いてみる。
その時にエラーがあっても仕方ないよねというような寛容な態度で可能性に突き進んでいくのです。

INFJはイメージの力を使い可能性を知覚し、大きな理想を作り上げることができる

しかし、このイメージはINFJを苦しめることにもなります。
完璧主義のINFJを何人も見てきましたが、現実世界との整合性が取れないと自分のアイデアやイメージを
過度に疑ってしまい、心身ともに不健康な状態へ陥ってしまいます。

完璧主義や過度な合理主義はINFJにとって原動力にもなりますが、反面毒にもなる危険なものです。
社会がそれを求めているため、INFJはそれに適合しようと生きてしまう性質を持っているのですが、意識的に完璧主義を手放すことが大切です。
自身のイメージに沿って行動すれば人生は良くなるかもしれませんが、縛られれば縛られるほど苦しくなるからです。

理想が高いのは良いことだが、自分を大切にしろ。
あるべき姿から逃げる道もあるということを忘れてはいけない。

この項は共感についてだね。
共感が得意なら、少しは生きやすい感じがするけど、、?

言語化が苦手というのは先ほど述べた通りだが、
それ以外にも生きづらい理由がある。
この項は、特に自分が分からないINFJに読んで欲しい。

前の項でも触れた通り、INFJは他者の気持ちを理解したり、話の文脈を理解するのが得意です。
これにはミラーニューロンという神経が関わっています。
INFJのミラーニューロンは、他者の行動を模倣したり、「もし、、、なら」の質問に答えるときなどに使われます。

この神経は、気持ちだけを同化するのではありません。
例えば、小さい子が母親や父親が家事をしている姿・メイクをしている姿を見て、自分もやりたいと思い同じ行動をする。そういった、「模倣」の機能
なのです。

つまり学校では身近にいる人、特に先生などの態度や文化的な性質を模倣し、会社にいれば社会人としてあるべき姿や行動を模倣します。
これが発展すると相手の状況や背景を考えるといった、思いやりや共感といった行為ができるようになるのです。

ミラーニューロンは「模倣」する力
身近にいる人を真似し、その文化的/社会的な態度を自身に取り込む

INFJは自分の感情が分からない?

ミラーニューロンは相手を見て行動を模倣する性質を持ちます。そのため、意識は常に自分の外側にあり、特に人と接しているときは自分の感情を捉えることが難しくなります。

このため、INFJはしばしば感情が後から湧き上がる経験をします。
その場では嫌だという気持ちは少なくともあったかもしれませんが、そこまで強いものではないでしょう。
なぜならINFJは相手の意図や背景をある程度理解できるため、その場ではニコニコ雰囲気を崩さないよう自分を抑えることができるからです。

INFJは自身の感情にその場では気付けないことが多い

こういった時に一人になる時間が持てない場合、INFJは壊滅的なダメージを受けます。YoutubeやSNSで気を紛らわせる場合も同じです。なぜなら、常に周囲を模倣・理解しようという方向に力が働くため、自分の内部のモヤモヤや憤りを感じ取ることができなくなってしまうからです。

この同化しやすい性質ゆえに、INFJは意識しないと容易に周囲の感情や規範に飲み込まれてしまいます。
少しでも違和感を感じた時は、1人になり文字や言葉に表すことで気持ちを言語化することが大切になります。

私は周りと感情が一緒になることは無いな。
でも、周りの気持ちも理解できるよ。

それはENFPが自分の感情をもとに、相手の立場に立つ方法で共感するからだ。自分の感情が豊かになればなるほどENFPの共感の正確さは上がっていく。
INFJは相手と同一になる力が働く。自他境界が曖昧なんだ。

そうなんだ。感覚的に理解するのは難しいけど、
友達の優しさが自分と違うのは分かるかも。

それでいいんだ。感じ方が違うことを分かってくれるだけでも相手は救われると思うぞ。

社会の規範に同化しすぎるINFJ

前述のとおり、INFJは他者を模倣することを通して、周囲の期待や社会の圧力に適合しようとします。
学校や会社はもちろん、家でも期待された通りの行動を選ぶことが多いでしょう。これは、機能が十分に発達していない思春期であればなおさらです。

優等生タイプのINFJは、勉強をすることを当たり前であると内面化し、時にはそれが楽しいと思うようになります。
これ自体は悪いことではありません。しかし、大学・社会・家族、それぞれ求められることは異なり、外部の基準に生きてきたINFJは道を見失ってしまうことがあります。
自分が信じて生きてきた規範が、他方では全く相手にされない。自分は世の中に適合できておらず、
決して優等生なんかではない。そう感じることもあるでしょう。

また、勉強が苦手なINFJもいます。そうした場合、周囲の大人の評価は自分の価値を蝕んでいき、最終的に自己肯定感が下がっていきます。幸いにも良い友人や恋人に出会えた場合は良いでしょう。そうでない場合、自分の行動が他者に与える影響に怯えるようになり、ますます自己肯定感が下がっていきます。

どちらにせよ社会の規範を自分の中に取り込みすぎることで、自分を肯定できなくなり負の連鎖が始まっていきます。
社会や他人と自分を切り離しにくいINFJだからこそ、自分を大切にする時間が必要です。

相手の気持ちが分かることの価値

「こんな性格じゃなければ、、、」「相手の気持ちに左右されるのなんて苦しいだけ」
そう思う方もいると思います。そして、実際そうなのかもしれません。

それでも、私はそう思うと同時にINFJは素敵な性格タイプだとも思うのです。
本当に大切にしたい人ができたとき、相手の意図を汲み取って行動することができる。
相手が欲しい言葉をかけてあげることができる。
ちょっと困ってる人に手を差し伸べられる。人が成長するのを見るのが嬉しい。
未来に目標ができた時、自分を信じてまっすぐ進むことができる。
人を幸せにしたいと心から思うことができる。自分に誠実でいることができる。
明日を信じて苦しみながらも今日を頑張ることができる。

そういう性格だと思うからです。

自分を認めてあげられるのは、結局のところ自分しかいません。
少しずつでも心のトゲを抜いていって、自分を悪く言う規範から逃げましょう。
自分を大切にできるINFJは必ず未来を変えることができます。

INFJが自分を大切にする方法
・日記やブログに自分の感情を書き出す。
・独り言や友人との話で自分の感情やこれからについて話しながら考える。
・MBTIを学び自分の強みと弱みを知る。
・目標に縛られすぎないように意識する。
・SNSやブログを使い、同じような性格タイプの人と話してみる。
・YoutubeやSNSで、同じような悩みを持つ人を調べてみる。

INFJは多くの刺激に耐えられない

INFJはタイプの中で最も、外からの刺激に弱いタイプです。これは、多くの物事を一度に受け取る脳の領域が活発でないことに起因します。
学校やデパートなどの騒がしい環境では、INFJは自身の思考を上手くまとめることができず容易に疲弊してしまうでしょう。そのため、INFJは図書館やカフェなどの刺激が少なく静かな場所が好きなことが多いです。
ずっと騒がしい環境にいなければいけない場合は、自身の思考が弱っていることがあるため、一度静かな場所に行ってリフレッシュすることをお勧めします。
また、現実世界をしっかりと見ることが苦手で、特に疲れているときは外の景色を見ておらず、考えているうちに目的地までついているようなこともあります。
自分の内面の知覚への意識が強いため、外の世界に意識が向きにくいのです。

そのため、カラオケやクラブ、大勢の飲み会、パーティなどでは、思考がまとまらず大変な思いをすることがあります。1対1で静かな場所でなら話せるというようなINFJが多いのもこのためです。
集団で行動することが多い学生や社会人などは、馴染みづらいと感じていてもおかしくないでしょう。

騒がしいところは避けて、カフェや公園、図書館など静かな場所で過ごすのがおすすめ!

“今を全力で楽しむ”が苦手なタイプ

テレビやSNSを見て分かる通り、”今を楽しむ”ことが好きな人は多いです。
INFJは今を楽しみたいとは思っていますが、それが難しいタイプです。
例えば、カラオケで騒ぐには自分の内面に向かう意識を抑えて、何とか外の知覚を強くしなければいけません。
騒がしい飲み会やパーティを楽しむには、周りを気にする性質を抑えて、周りに合わせなければいけません。
もちろん、上記のような場所でも自分を出すことができる人はいるでしょう。
それでも、雰囲気を壊さないために努力しているINFJは多いはずです。

自分の中のイメージへの知覚や文章の適切な理解が得意なので、INFJにとって不得意な外界の動きに臨機応変に対応することをしなければならない状況は苦痛に感じるでしょう。
なので、今を全力で楽しむことが難しいINFJは、彼らを知らない人からノリが悪いと見られることもあります。

INFJにはINFJの人生の楽しみ方がある。
性格が違うだけだと考えたらいい。

“普通”になれないINFJ

INFJは全人口の中で3%に満たない数しかいません。そして、同じよう性格の傾向を持つタイプも、10%以下と非常に少ない状況です。
そのため、INFJは他の人と見る世界が違うことを早い段階から悟ります。
それは他の人と比べて、物覚えが悪い・よくミスをする・ノリが悪い・考えすぎてしまう・趣味が合わない・上手く言葉が出ないなどそう感じた原因は様々でしょう。

こうした経験をしたINFJは、”普通”になりたいと願うようになります。
そして、周りに合わせるようになり、どんどん息苦しくなっていくのです。

INFJにとっての普通は、他のタイプにとって普通ではありません。見えている世界も何を大切にするかも違います。
自分にとっての普通が見つけられたINFJはもう”普通”になれるとも/なりたいとも思わないでしょう。
そうでない人もMBTIを学ぶことで、何が自分にとって普通なのか知ることができます。

INFJと本は親友になれる
INFJと本は非常に相性が良いです。文字を正確に理解する能力・文脈を考え共感する能力・イメージを頭の中で思い浮かべる能力・静かで集中できる時間、どれをとっても満点です。
本を読んだことがない方は、是非簡単な本から読んでみてください。
カフェや家の落ち着ける場所で、好きな本を読みながら過ごす時間はかけがえのない時間になると思います。

現実世界と上手く付き合っていくコツ

最後に、現実世界と向き合っていくコツをいくつかご紹介します。
この話題については、noteというアプリでよくINFJの方が書いているので、そちらも参考にしてみてください。

友人を減らす

自分の時間がない場合は関わる友人を絞りましょう。これだけで本当に楽になります。
そのためには、誘いを断る勇気が必要です。何度も誘われても来ない場合は、基本的に疎遠になります。
本当に大切にしたいなら、自分の時間を作ることを伝え、自分の余裕がある時に相手を誘いましょう。
自分の身体は自分のものなのですから、誘いを断っても大丈夫です。

同じ考えの人と話す

結局INFJは、数人心を許せる友人がいれば生きていけます。
そのためには、同じように考える人と過ごしてみるのが良いでしょう。
そうして大切な人が増えることで、不要な人間関係やタスクが減っていき、
本当に大切なものだけを大事にすることができるようになります。
SNSやブログなどでINFJの同士を探すのがおすすめです。

外に出た後はちゃんと休む

外に出て無理をした翌日は、自分でも気づけないかもしれませんが心と体がへとへとになっています。
なにがなんでも自分の好きなことをしたり、睡眠に時間を当てましょう。
急な遊びの連絡や仕事の電話もシャットアウトして、休息することに集中すると良いです。

1日の中でひとりで静かに過ごせる時間を少しでも作る

無理をしていない日も自分の感情や思考を整理し、現実世界から離れるために静かに過ごせる時間を作りましょう。寝る前に少し考え事をする程度でも良いです。テレビや動画を消して自分について考えましょう。
周りからの影響が抜けていき、自分の思考や感情を取り戻せるはずです。

INFJは言語化が苦手で周りから理解されづらく、相手や期待に過度に同化してしまい、挙句には刺激に弱く自分の内面に意識が向きがちな、厄介な性格タイプです。

ですが、可能性を秘めたタイプでもあると思います。
未来に向けて努力を続けることができ、他人の気持ちに共感できる能力は、他のタイプにはない素敵な力です。
MBTIを知り始めの方は、是非INFJについて色々調べてみてください。
きっと新しくて魅力的な自分に出会うことができるはずです。

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