性格タイプを分かりやすく解説!性格診断の結果の見方・アルファベットの意味を詳しく解説

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友達に言われてネットで話題の16Personalities診断をやってみたけど
いまいち見方が分からないなぁ

私はK-POPアイドルの動画で面白そう!って思った
アルファベットの意味とか、もう少し詳しく知りたいな

タイプ論に興味を持ってくれて嬉しいよ
ひとつひとつ、順を追って見ていこう

目次

MBTI™と16Personalitiesの違いは?

MBTI™とは?

MBTI™はアメリカ人のキャサリン・K・ブリッグス、イザベル・B・マイヤーズ親娘によって生み出されたものです。

2人はスイスの心理学者であるC.G.ユングのタイプ論を研究し、それを現実で役に立てることはできないかと考えました。ユングの理論は、理論としては完成していましたが、実際に使用するには課題がたくさんあったのです。

それらの課題をクリアしながら、長い間研究を重ね、最終的にMBTI™の性格検査が生み出されました。
ユングのタイプ論を適切に反映できるよう、質問項目について研究したり、質問紙に重点を置かずセッションを通してベストフィットタイプ(一番しっくりくるタイプ)を自分で決めてもらう形としたり、タイプ論へのリスペクトが随所に見られるものになります。

現在、米国では年間200万人以上がMBTI™の公式セッションを受けていると言われており、自己理解やキャリア開発など幅広い分野で普及しています。

MBTIは日本MBTI協会を経由して受けられます。本格的な性格診断をして自分を見つめなおした方は以下のリンクよりお申込みください。

16Personalitiesとは?

一方16Personalitiesは10分程度で受けられる簡単なテストになります。本格的ではありませんが、同じくMBTI™の元となるユングの理論を利用しており、驚くほど当たっているという声が非常に多いとても珍しい診断テストです。
まだ受けたことがないという方は、10分ほどで回答できるので是非やってみてください。

しかし結果に信頼性がないため、回答結果は真に受けず、自分に合うタイプを探していく方が良いでしょう。

アルファベット(機能)の見方

E⇔I S⇔N
F⇔T P⇔J
の4つの機能の組み合わせで、それぞれの性格タイプを表すんだよね。

ぼくはINTJだったけど、何となくPの知覚型な気もするなぁ
予定が多すぎるのは好きじゃないし。

ユング(MBTIの祖)はS⇔Nなどを同時に使うことはないとしているが、
「人は8個の指標全てを使い分けて生きている」とも明言している。
機能がどっちか分からないときは、気を抜いているときに
「どっちの機能をつい使ってしまうかどうか」を考えると良い。

アルファベット (機能)の名前

エネルギーの方向 (態度)
  外向 (E: Extraversion)
 
 ものの見方 (非合理機能)
  感覚機能 (S: Sensing)
  直感機能 (N: Intuition)

  感情機能 (F: Feeling)
  思考機能 (T: Thinking)
判断か知覚か (外的態度)
  知覚的態度 (P: Perseption)
  判断的態度 (J: Judgment)
 

まだ少し分かりずらいね。
ここからは1つ1つ個別に見ていこう

EとI 外向と内向の違い

エネルギーの向き(態度)にはE(外向)とI(内向)の両極が存在します。

ざっくり言うと、外向機能と内向機能では、どこに関心を向けることを好むか、どこからエネルギーを得るかが違います。

それぞれの指向で、関心はどこに向くの?

外向を指向する場合、意識が外の世界(肌より外側)に向きやすいんだ。
外で起きることやその概念などに自然と注意が向く。
だから、反応や関りのある場所に自然と意識が流れていく

一方で内向を指向する人は、自分の内面(肌より内側)に意識が向きやすい
思考や感情・感覚でも何でもいいんだが、
「自分で感じている内面世界」に自然と意識が流れていくんだ

あなたはどっち?

ネコの説明が分かりにくかったので、具体例で分かりやすくしてみました。
ざっくり分かれば大丈夫!という方は是非参考にしてみてください。

関心(興味)とエネルギーって分かりづらいですよね。
絵と一緒にまとめてみたので、どちらが好きか考えながらご覧ください!

もっと深掘り ~ EとIは心の目の向き?~
ユングはEとIのことを「心の目の向けられている方向」と定義していたそうです。
当時は態度(attitude)を、「その死体は左腕がドアに向いている状態(attitude)だった」という風に使ったそう。
つまり、態度は「心の目が向く方向(attitude)」、言い換えると
外の世界に関心があるのか、内の世界に関心があるのかを表すものなのです。

うーん、何となくは分かった気がする。
でもまだ抽象的だなぁ

内向型と外向型について外界への表れ方を
まとめたから参考にしてみてくれ

外向型の場合…

・自分から計画をしたり、進んで集まる
・人を紹介したり、繋げたりする
・話し好き
・実際にやることを好む
・動きがある(レスポンシブな)体験や場所が好き
・人と一緒にいるのが好き
・1人で長い間いるのを好まない
・友達が多い

内向型の場合…

・誘われることが多く、少人数が好き
・人に紹介されることが多い
・話を聞くことが多い
・読んだり書いたりする方が集中できる
・静かな場所が心地よい
・自分の考えを内に秘める
・少人数を好む
・深くかかわる関係が好き

EとIは心の目の向き!外の人やものと関わり、外界からエネルギーを得るのがE型。
自分の内側に目が行き、内省したり内面と触れ合うことでエネルギーを得るのがI型。

SとN 感覚機能と直観機能の違い

モノの見方(非合理機能)にも2つの両極があります。S(感覚機能)とN(直観機能)です。
それぞれの違いを、一言で表すと「具体を好むか抽象を好むか」です。

非合理機能はどうやって世界を知覚しているのかを表している。
EとIの場合と同じく、具体と抽象どちらの機能を使いがちか
で自分の指向を考えてみよう。

あなたはどっち?

ほかの人が世界をどう見ているかなんて想像できないですよね。
私はN型なのですが、資料を注意深く読むというのがどうも苦手です。ミスばっかりで困っちゃいますね。

S型が実際的なことに目が行くのは、モノをモノとしてそのまま見るからで
N型がパターンなどに目が行くのは、細部を気にせずより大きな枠組みで見ようとするからです。
以下に分かりやすいようにまとめてみました。参考までにどうぞ。

もっと深掘り ~ 人は自分基準でものを考える~
私たちは自分と違うものの見方をする人に対して、「変わった考え・性格だな」と受容することはありますが、「そもそも自分とは世界の認識の仕方が違うのでは」と思うことは普段ありません。
自分の知覚の経験を自然と相手もしているだろうと考えてしまうからです。
見ている前提が違えば結果も変わります。相手のモノの見方を理解することで、
上の画像のような対立も解消できるかもしれません。

「具体を好むか抽象を好むか」は「世界をどう捉えているか」から導き出される。S型は世界を詳細に捉えるので、具体の大切さを知っているし、N型は世界をパターンで捉えるので、大きな枠組みでモノを見る大切さを知っているという具合だな。

お互いの得意なところを尊重して補っていけたらいいね。

下にS型とN型の外界への現れ方を書いておいたから参考にしてみてくれ

感覚型の場合…

・自分が常識的であると考える
・実践することや効率に興味がある
・具体的な経験から学ぶ
・未来より過去や現在のことに注目する
・確立したやり方を評価する
・抽象的な理論より実際的なものが好き
・1つづつ物事を終わらせていく
・具体的な結果を評価する

直観型の場合…

・未知のことに興味がある
・新しい知識をつけること自体が楽しい
・理論が現実を含んでいると考える
・未来に注目しがちである
・自分自身のやり方を探す
・オリジナリティを大事にする
・発想することから始める
・たとえ話や比喩をよく使う

SとNは世界をどう見てるかが違う!
S型は具体的に物事を見る目を持っていて、N型は世界を大きな枠組み(パターン)で見る目を持っている。

FとT 感情機能と思考機能の違い

判断の仕方(合理機能)にも2つの両極があります。F(感情機能)とT(思考機能)です。
それぞれの違いを、一言で表すと「感情(価値観)と思考、どっちで判断するか」です。」

正直どっちも使うから分からないなぁ

合理機能は少し定義が難しいんだ。感情を使う人が感情機能ユーザーだとは限らない。
ちゃんと判定したいなら心理機能まで考えるといい。
少し難しいが、以下の記事に心理機能の詳細が書いてあるから参考にしてみてくれ。

あなたはどっち?

感情と思考、どっちも大事ですよね。判断が難しいときは、リラックスしている時に好き嫌いや自分の価値観を元に動くか、論理的な正しさを優先して動くかで考えてみると分かるかもしれません。

もっと深掘り ~ 知覚と判断の関係~
人が物事を見て意思決定をするときに必要なのが、「知覚する」ことと「判断する」ことです。
タイプ論ではこの2つの機能のことを心的機能と言います。タイプ論は他の性格類型と違い、
人間の基礎的な部分にフォーカスしているため、恋愛や興味関心・仕事まで幅広く扱うことができるのです。

MBTI™用語 ~ タイプダイナミクス~
タイプダイナミクスとは、アルファベットそれぞれが足し算ではなく、掛け算のようにアルファベットの相互作用として見る考え方です。
例えばINFPであれば、Fi – Ne – Si – Te となります。※i,eはi = 内向, e=外向 を表す。
これを見ると、INFPは F > N > S > T という順番で使いやすいということになります。
「N型かS型か分からない」、「Tだけど感情機能も使う気がする」という方は
タイプダイナミクス(心理機能)まで考えてみると、自分に対する理解が深まるかもしれません。

世の中には感情的なケアをするのが得意な人もいれば苦手な人もいる。
自分にはできる論理/感情の判断が、相手には労力がかかるかもしれないと知っているだけでも、生きやすくなるかもしれないな。

職場の上司がそんな感じかも。ロボットみたいって思ってたけど、
思考機能を使うことに慣れてて、感情判断の重要度が私より低いだけなんだね。

感情型の場合…

・意思決定には価値観や感情が必要である
・WIN-WINが重要
・自分や他人の好き嫌いは判断に影響すると考える
・全員が賛同できるよう議論を進める
・その判断で人がどう感じるかに注目する
・他者の気持ちが何となく分かる
・全員が良い気持ちになれる方法を探す
・疑わしきは罰せず

思考型の場合…

・意思決定にデータを必要とする
・公平である
・明らかにするために質問をする
・議論が好き
・この世に完璧なものはないと考える
・結果を出すことは大事
・問題に対して明確に答えを出す
・原因や矛盾を明らかにしたがる

FとTは判断の仕方が違う!
F型は価値観や気持ちを判断基準にしやすく、T型は客観的な分析から判断しやすい。

PとJ 知覚的態度と判断的態度の違い

最後は判断か知覚か(外的態度)、P(知覚的態度)とJ(判断的態度)です。
これは性格を表す、というよりは「知覚(S,N)と判断(F,T)どちらが表に出るか」です。

表にでるってどういうこと?

P型の人はおおらかで”観察(知覚)”するのが好きに見える。
J型の人はきびきび”判断”する人のように見える。
みたいな感じだな。

あなたはどっち?

私はJ型なのですが、To doリストが大好きです。とにかく時間に区切って書き出さないと落ち着かないんですよね。
皆さんはPとJどっちでしょうか。是非確認してみてください!

もっと深掘り ~ タイプダイナミクスとの関係~
気付いた方もいるかもしれませんが、「判断的」「知覚的」は「F,T(判断)」「S,N(知覚)」に対応しています。
Jの場合はFかTが外向、Pの場合はSかNが外向になり、表に出やすくなります。
タイプダイナミクスの考え方では、「F,T,S,N」それぞれを外向/内向で振り分けて、順番に並べたりします。
これによって、より正確に自分の性格を考えることができますので、ご興味ある方は是非別の記事もご覧ください。

私はP型かも、休日は何も決めないで出かけることが多いな。

これはあくまでも個人が作った診断だから、本当に気になる人は
MBTI™の公式セッションや認定トレーナーの指導を受けてみてくれ。

PとJでは下のように気質が表れることがある。

知覚的態度の場合…

・思いがけないことが起こるのは楽しい
・休日はその場その場で計画することを好む
・予定がありすぎる状態は好きではない
・〆切が近くなると、より創造的になる
・〆切にギリギリ間に合うラインを知ろうとする
・常に臨機応変に対応できる。
・解決策が「浮かび上がる」ことが多い
・新しい経験にオープンである

判断的態度の場合…

・思いがけないことは障害として捉えがちである
・休日は長期的な計画をすることを好む
・予定やルーチンがあると安心する
・前もって着手する
・効率を重視する
・詳細な計画を立てて対応する
・解決策は全ての段階を特定して見つける
・備えあれば憂いなし

PとJは判断の仕方が違う!
P型は知覚機能(非合理機能・S/N)が表に出やすく、おおらかで臨機応変な人柄であることが多い
J型は
論理や客観的な分析から判断(F/N)しやすく、断定的できっちりした人柄であることが多い

まとめ

今回はMBTI™や16TypePersonalityで出てくるアルファベットの見方、それぞれの簡単な性格を分かりやすくまとめました。何となくでも、理解の助けになっていたら嬉しいです。

もっと詳細に自分のタイプを知りたい!など、それぞれの性格タイプに興味がある方は下のリンクから、
様々な記事をまとめているサイトへ飛べますので、ぜひ確認してみてください

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