Seとは?【初学者向け】

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この記事ではSe(外向的感覚)について、なるべく理論的な説明を省いてわかりやすく解説していきます。具体的な例を挙げることが多々ありますが、あくまでもイメージを掴むための例示であり、全ての人に当てはまるわけではないということを念頭に置いてください!

Seのイメージは”パリピ”です。集団にいると何かと目立つのがこのタイプ。特に学校生活ではこの心理機能が活発な人がクラスの中心人物であることも多いでしょう。

目次

Se(外向的感覚)を上手に使うタイプ

第一機能にSeを持つタイプ(最も上手)

・ESTP(起業家)

・ESFP(エンターテイナー)

第二機能にSeを持つタイプ(最も上手)

・ISTP (巨匠)

・ISFP(冒険家)

Seとはなんなのか

Seは五感をビンビンに働かせる機能です。現実をありのままに知覚し、その詳細を把握します。全心理機能のなかで最も現実を重視する機能と言えるでしょう。色を見て、音を聞き、匂いを嗅ぎ、食べ物を味わい、手触りを感じます。リスクを省みず、とにかく行動します。スリルのあることが大好きです。彼らにとって自由とは五感を満たすことであり、それが禁止されることは大きなストレスとなります。校則がいい例です。一般的に日本の教育機関では、派手な化粧、短いスカート、カーディガン登校、髪染め、開けていいのは第一ボタンまでなど見た目に制限をかけられている事がかなり多いですが、これはSeユーザーにとって苦痛以外の何ものでもないでしょう。

Seは五感を働かせる機能と聞いて「え、私はタイプダイナミクスにSeがなかったけど、物が見えるし音も聞こえるよ!」と思った方もいるかもしれません。そうです、人間にはみな五感があります。Seを持つタイプが他のタイプの違うのは、「五感が感じられれば感じられるほど良い」という価値観のもと行動しているということです

例えばクラブを想像してください。クラブでは若い男女が入り乱れ、爆音のEDMが鼓膜と心臓を揺さぶり、冷たく苦いジントニックが喉を通り、汗と香水の混じった匂いが鼻腔を刺激し、熱狂的なフロアが体をほてらせます。このような場所はSeを持つ人間からしたら絶好の遊び場です。なぜなら、五感を激しく刺激されるからです。TeユーザーやFeユーザーの中にもこういった刺激的な環境が好きな方もいますが

「クラブは楽しいけど、夜遊びは肌に悪いからやめておこう」(Te)

「クラブ本当は好きだけど、遊び人と思われるかもしれないから行かないようにしている」(Fe)

など、五感を満足させることよりも他の客観的基準を優先する傾向にあります。Seユーザーにとっては彼らがなぜためらうのか理解ができません。彼らにとっては楽しいからやる、ただそれだけのことなのです。

ここまでの説明を聞けば自分はSeが強いのか、それともそうでもないのかある程度予想が立つと思います。他にもジェットコースターやスカイダイビングなどのスリルのあるアトラクション、日常の何気ないところで言えば変顔であったり猥談が好きな人が多いと言えるでしょう。もちろんここまでに挙げた例はSeを持つタイプの方全てに当てはまるわけではありませんが、傾向はあります。Seの雰囲気がどんなものか掴めたのではないでしょか。

Seと人類の歴史

Seユーザーは集団において大きな存在感を示したはずです。彼らの大きな活躍の場の一つは狩りであったと言えます。狩りの対象を観察し、勇敢に立ち向かっていったことでしょう。手先も器用であるので、武器を作るのも得意だったはずです。Teユーザーが綿密な作戦を立てる統率者で、Feユーザーがみんなを鼓舞するムードメーカーであったとするなら、Seユーザーは最前線で戦う切り込み隊長と言えます。また彼らは狩りだけではなく祭りやお祝い事を盛り上げるのにも長けていたでしょう。面白い表情や動き、軽快なリズム感で集団のバイブスをぶち上げていたに違いありません。彼らにとって祭りとは自由に五感を満足させることができ、それを誰にも咎められることのない最高のイベントです。

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