おのれの職分を守り黙々として勤めることは、中傷に対する最上の答えである。
George Washington (初代アメリカ大統領)
ISTJは一般的に「守護者」と言われており、家庭や職場において提供すべきことを実際に行い、正確に注意深く行動することによって自身の責任を果たそうとします。ISTJは周囲にとって信頼でき、有益であることを望み、実際にそうなるように着実にタスクをこなしていきます。
また、細部への詳細な観察・過去の記憶へのアクセスに優れており、未知の問題に遭遇した時でも状況を注意深く観察し、過去の事例を事細かに調べ、冷静に解決しようとします。
この詳細を観察する性質により、突発的な変更を受け入れるのには多少時間がかかります。なぜなら、新しいやり方を試すにしても、その解決方法が本当に有益で機能するのか検証する必要があると考えるからです。
ISTJに対する誤解の1つとして、厳格で頑固という印象がありますが、これは大きな誤解です。
ISTJは一般的に受動的であり、状況を一度受け入れて、そこから物事を整理していきます。
この受け入れる過程が周囲の人には見えておらず、ISTJ自身にも当たり前となっているため、批判的に見えるようです。特に、伝統や慣習を無視し、地に足がついていないのに新しいものを作り出そうとする人に対しては、状況整理のため問題提起を活発に行う必要を感じるでしょう。
ISTJの特徴
・責任や役割が明確で、手続きが検証されていることを求める
・やるべきことを正確に行い、期日を厳守する
・頼りになり、現実的で几帳面である
・前もって準備をし、想定通りに物事が進むように調整する
・慣習的な方法や自身の経験から人を助けることを好む
・常に冷静で物事の詳細を観察する