Teとは?【初学者向け】

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この記事ではTe(外向的思考)について、なるべく理論的な説明を省いて短くわかりやすく解説していきます。具体的な例を挙げることが多々ありますが、あくまでもイメージを掴むための例示であり、全ての人に当てはまるわけではないということを念頭に置いてください!

Teのイメージは校則破りを許さない体育教師や勝ちにこだわる野球部主将です。規則や結果といったものを重視します。前回解説したFe(外向的感情)は”空気を読む”というフワッとしたものだったのに対し、Teはより厳格で、目に見える基準に沿って行動を決定します。

目次

Te(外向的思考)を上手に使うタイプ

第一機能にTeを持つタイプ(最も上手)

ESTJ(監督者)

ENTJ(指揮官)

第二機能にTeを持つタイプ(かなり上手)

ISTJ(管理者)

INTJ(建築家)

Te(外向的思考)が重視するもの

客観的評価基準/規律/実用性/効率/上下関係/権力

並んでるワードを見るに、堅苦しく厳しいイメージを持つ方も多いと思います。好き嫌いや自由な価値観に沿って行動するような方にとっては苦手なものが多いでしょう。Teは性質上、個人の思いを無視する側面があることは否めません。しかし、Teにはその分強みがあります。

最もその強みを分かりやすく想像しやすいのは「画一的に対処することによって集団の生存率を上げる」例でしょう。

例えばあなたが学校の授業を受けている最中に大地震が起こることを想像してみてください。こんな時に生徒一人一人の心情に寄り添って個人的に対処していたのでは途方もない時間がかかり、助かる命も助からないことが容易に想像できます。こういった場面で真価を発揮するのがTeなのです。あらかじめ決められた逃走経路、整列、教師同士の連携を踏襲することにより効率的に速やかに生徒たちを安全な場所に避難させます。このようにTeは「なんとしても結果を出さなければならない状況」に随一の強さがあります。Teが活躍するのは何も緊急事態の時だけはありません。チームスポーツではチームメイトとの共通認識のズレが負けに繋がりますし、工事現場や紛争地域などの命の危険が伴う場所では指揮系統の遵守が集団の生存率を上げます。実際Teを持っている人たちというのは、冒頭でも挙げたように、体育教師、チームスポーツのキャプテン、工事現場の監督、軍隊などに多く見られます。元号が令和となり、Teとは真逆の考え方である”多様性”が重視される世界になってきていますが、それでもなおTeというのは集団や社会が存続していくにあたって必要不可欠な機能であると言えるでしょう。

Te(外向的思考)とFe(外向的感情)の違い

冒頭にお伝えした通り、Feは「空気を読む」といったフワッとしたイメージであるのに対し、Teは目に見える規則や基準を重視するカッチリとしたイメージです。

この差は例えば学歴の評価の仕方に傾向として出てくるでしょう。すなわち、Teが厳密な数値、すなわち純粋な偏差値の高低に基づいて学歴を判断する傾向がある一方で、Feは偏差値よりも”世間的に有名であるかどうか”を重視する傾向があります

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