経験を積んだ人は、物事がこうであるということを知っているが、なぜそうであるかということを知らない
マルティン・ハイデガー (哲学者)
INTPの最も注目すべき点は、物事の矛盾を看破する力です。論理を一貫性のもと捉え、多くの視点から問題を見ることによって、物事がどのように動いているのか、どの部分が矛盾を生み出すのかを素早く理解し、問題を提起することができます。
INTPにとって知的な挑戦は楽しいものです。複雑な哲学的理論を理解したり、議論の矛盾を探し問題提起するときなど、それが複雑であればあるほど興味をそそられます。
INTPは常に分析可能な物事や理論的な書物に囲まれています。興味の幅が広く、複数の物事を並行して考えるため、頭の中は常に働いており、文字通り朝から晩まで考え続けています。
実験と革新はINTPにとって非常に魅力的に映ります。試行錯誤をし、論理的な知識を組み立てること。そしてその知識を実際に使い、不要な部分を改善していくこと。こうして自身の理解を深めながら構造化していくことがINTPをモチベートします。
逆に、ルールが厳格であったり、考える余地がないような仕事には退屈を覚えるでしょう。
INTPの特徴
・独自の考え方は一貫して矛盾がない
・明白でないパターンを知覚する力がある
・自身に高い基準を課し、細部までこだわる
・様々なことに興味を持ち、突き詰めようとする
・移り気であり、関心のない事柄はすぐに飽きる
・アイデアや理論自体に強い興味を持つ
・感情的なサインに鈍感で、相手の変化に気付かないことがある
・一貫した考えを述べるとき、他者への影響を考慮しない
