ISFJインタビュー記事 – 話し好きな自分は他の人が見つけてくれた【ISFJ/人見知り】

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こんにちは、パスカルです。
今回は、ちえさん(ISFJ 女性 40代後半)のインタビュー記事になります。

中学の通信簿に「今年も人と喋りませんでした」と書かれるほど人見知りだったちえさんですが、様々なコミュニティや仕事を経験していくうちに上手く人と関わる方法を見つけたようです。

ISFJの方だけじゃなく、人見知りをする方にも共感できる内容となってますので、ぜひご覧ください。

目次

インタビュー開始

パスカル:
本日はよろしくお願いします。

ちえさん:
よろしくお願いします。

パスカル:
早速ですが、性格タイプ診断に出会ったきっかけについて教えてください。

ちえさん:
はい。もともとこういう診断テストが好きだったんですけど、美容師さんからのおすすめでやってみたのがきっかけですね。

パスカル:
なるほど。元々興味はあったんですね。ISFJについて色々見てみてどう感じましたか?

ちえさん:
このテスト本当にすごいなってビックリしました。自分の性格がまさに書かれていて、こんな細かいところまで当たってるんだっていう。

パスカル:
わかります。具体的にどういうところが合ってると思いましたか?

診断を受けて共感したところ

ちえさん:
私はその、自分のために何かするよりも、どちらかと言うと人のために何かをしたいタイプなんです。困っている人がいたら放っておけないっていうか、ただ大丈夫?って声をかけるだけじゃなくて、実際に自分ができることをやりたい。
何をしてあげるのが一番いいんだろうって考えたり、それを行動に移したりしてるときが一番自分が輝いてるっていうか、充実してるというか。
あ、あと人の誕生日をほぼ全員覚えてるところも当たってますね。

パスカル:
ええ、凄いですね。

ちえさん:
他にISFJの記事に書いてあったことで言うと、人から相談を受けることも多いですね。そういう時には、聞いて欲しいだけなのか、何かアドバイスを求めてるのか考えて自分にできることをしてます。

人見知りのきっかけ

パスカル:
小さい頃から人見知りだったと書いてありましたが、どんな感じだったんですか?

ちえさん:
小学校に上がったはいいけど友達もいなかったですし、話す相手がいなくて先生が友達みたいな感じでした(笑)
中学校でも同じような感じだったんですけど、その頃はいじめにあったこともありましたね。
元々避けられてたちょっと太ってる女の子がいて、ずっとヘットフォンつけてるみたいな。で、みんなその子を省いていたんですけど、私はそういうのが嫌だったので一緒にごはんを食べるようにしたりして。
そしたら気づいたら私がいじめられてましたね、、、

パスカル:
それはつらいですね、、、

ちえさん:
今思えば、もっと自分の気持ちをはっきり言えてたら変わったと思うんですけどね。

中学生の時、いじめとかじゃなくて、私があまりにも喋らないから周りの子がわざと私の筆箱を机から床に落としたっていうのがあって。
その時多分友達からしたら「やめてよ」とか「何してんの?」って言うと思ったんでしょうね。でも私は何も言わずに拾っただけだったんですよ。そしたらみんなびっくりしちゃって。
あとは、普段全然喋らないのに一回ツボに入っちゃうとずっと笑いが止まらなくて、それを見て周りがざわざわしてたり(笑)

そういうことがあって、もっと普段から喋ればいいのに何で私は喋れないんだろうってずっと悩んでました。

パスカル:
それは高校大学でも同じ感じでしたか?

ちえさん:
いえ、それくらいの時は仲のいい友達の中では普通に喋れる感じでした。
ただ、高校の頃は1対1でしか話せないし遊べなかったので、大人数でいるときは特にあんまり喋れなかったです。

パスカル:
1対1でしか遊べなかったんですね。なんでかって分かります?

ちえさん:
えーっと、多分コミュニケーションに自信がなかったんだと思います。
家では父が単身赴任だったので、母と兄と私だけだったんですけど、兄は明るくてハキハキしてて。
兄は私が話そうとすると、「俺が話してるんだからしゃべるなって」凄い怒られたんですね。そういうこともあって家族でもあまり喋らなくなってしまって。

そういうところから1対1じゃないとちゃんと思ってること伝えられないんじゃないかって思いこんでたのかもしれません。

パスカル:
なるほど。家庭の環境って結構尾を引きますよね。
僕も兄がいて同じような環境だったので凄く分かります。

ちえさん:
兄には大人になってから苦情を言いました(笑)
ほんとうに嫌だったんだよって。今はもうコミュニケーションに自信もついて前ほどではないんですけど。

パスカル:
でも、そういう状況から人見知りを克服したのは本当にすごいですね。
自分もコミュニケーションが得意じゃないので、どうやって解決したのか凄く気になります。

苦手意識の克服のために

ちえさん:
一番は24歳の時にお料理教室に通い始めたことだと思います。
そこでお話に対する恐怖心がなくなっていったのかなと。

パスカル:
お料理教室ですか?

ちえさん:
はい。お料理教室と言ってもご家庭でやっている小さな教室で、先生と一緒にお料理を作って皆でお話しながら食べる感じですね。

パスカル:
お料理教室に入って最初はどんな感じでしたか?

ちえさん:
友達もいなくて1人だったので心細かったですね。最初のうちは1人でぶつぶつ「おいしそう」とかなんとか言ってました(笑)
そんな感じだったんですけど、先生が素敵な方で、私がぶつぶつ喋ってたのをご飯食べるときに拾ってくれたり、
話を私に回してくれたり、話す機会を与えてくれたんですね。仕事も接客だったので聞かれれば話せるくらいはできてて、そのおかげでだんだん話せるようになっていきました。

パスカル:
普段の生活とお料理教室では何が違いましたか?
もう少し話せるようになる過程をお聞きしたいです。

ちえさん:
そうですね。お料理教室でお話をするとき、みんながちゃんと話を聞いてくれていて「自分が認められてるんだな」って。私の話で楽しんでいる皆を見たら、自分に凄く自信が持てましたし、自分の殻に閉じこもっていた自分はいつの間にかいなくなっていました。

パスカル:
それで今そんなにハキハキ明るく喋るようになったんですね。
全然人見知りだなんて感じませんでした。

ちえさん:
うーん、どうなんでしょう。この喋り方は秘書をやっているとき、周りの方が陽気な方が多くてその時に身についたのかなとか思ったり。
転職とか色々しているので、もう何がきっかけなのかあんまり分からないですね。

パスカル:
そうなんですね。人見知りだと転職とか新しい環境って厳しいのかなって思うんですけど、そこは問題なかったんですか?

ちえさん:
私は結構意識して新しいコミュニティに入るようにしてました。仕事だけでもいっぱい転職してきましたし、趣味で言えばウクレレ・ギター・ゴルフ・テニスとか色々やってました。

パスカル:
凄いですね。なんでそんなに?

ちえさん:
なんていうか、環境ってすごく大事だと思うんです。いくら話が上手になっても、ある人たちの前で話すのが難しかったりしますよね。そうやって失敗しちゃったときは別のコミュニティで話してみればいい。嫌だなって思いながら居ても喋れなくなるだけなんですよ。
そうやって環境を変えていくことで、環境を変えること自体にも免疫が湧く。自分に合うコミュニティが見つかることで、自分に自信も持てるようになる。
環境を変えるのって凄く大事だと思います。

パスカル:
確かにそうかもしれません。最初の印象で居づらくなることとかありますもんね。

ちえさん:
そうです。だから、自分を追い込まず、仕事でつらいなら仕事以外のところに身を置いてみたら、話すことが楽しくなるかもしれません。違う環境に身を置くことで、思うよりも喋れたり楽しんでもらえたり、新しい自分を見つけることができるんです。
自分という人間を他の人が見つけてくれるといいますか。

パスカル:
やっぱり出会いが大事なんでしょうね。ちえさんの場合はお料理教室だったと。

ちえさん:
本当にそうですね。凄く素敵なところで、最初に入った時、料理も美味しいし、みなさん素敵な方ばかりでカルチャーショックでした。
今でも続けていますが、私にとって心を解放できる大切な場所です。

同じように人見知りな人に伝えたいこと

パスカル:
ちえさんと同じように喋るのが苦手な方って結構いらっしゃると思うんですけど、その人たちに伝えたいことってありますか?

ちえさん:
頑張りすぎなくていいってことですかね話さなきゃって思っちゃうとプレッシャーになるので。
例えば話を振られ得た時、「私が頑張って盛り上げなきゃ」って思うとプレッシャーになっちゃいますよね。
基本的には話さなくていいんです。話を進めてくれる人がいると思うのでその人に任せる。他の人も相槌を打ったり、話を促したりしてますよね。それに合わせて、自分が話したいなって思ったら話せばいいんです。

パスカル:
僕は振られちゃったとき上手く話せないことがあるんですけど、そういう時はどうしてますか?

ちえさん:
私は協力者を作ってました。一人友達に近くにいてもらって、この話上手く話せるか自信ないからフォローしてくれる?って言っておくと気が楽になりますよ。

あと、前置きって結構大事で、「この前嬉しかった話なんだけど」とか最初に言ってあげると話を聞いてもらいやすかったりします。

パスカル:
あんまり考えたことなかったです。前置き、使ってみようかな。

ちえさん:
最初に「私話すのがあんまり上手じゃないんですけど」って言っちゃうのもありだと思います。
そしたら、みんな「私も上手じゃないよ~」とか言ってくれたりして自分も相手も楽になるんですよね。

パスカル:
目からウロコです。僕はコミュニケーション苦手でも、自分から周りに苦手言ったことなかったですね。なんで言わなかったんだろう。

ちえさん:
気持ちを伝えるのってほんとうに大事だと思います。ずっと話せなくて気持ちを伝えることができなかったからこそ、伝えるだけでこんなに変わるんだなって思うんです。
それでも怖いときは環境を変えて、話しやすい場所で少しずつ自分の気持ちを解放していったらいいと思います。

パスカル:
大変貴重なお話をありがとうございます。
ちえさんみたいにコミュニケーションが苦手だったのに、自信をもって話せるようになった方がいるって思えるだけでも僕みたいな人にとっては希望になります。
本日は本当にありがとうございました。

編集後記

ちえさんは話せない自分を変えようと、人を観察したり次々に環境を変えて行ったり、凄く前向きに努力をされてきた方でした。お料理教室を見つけられたのも、ちえさんが変えたいと思い続けていたからこそなのだと思います。

私の友人のISFJにも人見知りな人が多く、きっと参考になると思っています。
もしよろしければコメントいただけると嬉しいです。

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