この記事ではNe(外向的直観)について、なるべく理論的な説明を省いてわかりやすく解説していきます。具体的な例を挙げることが多々ありますが、あくまでもイメージを掴むための例示であり、全ての人に当てはまるわけではないということを念頭に置いてください!
Neのイメージは誰にでも分け隔てなく接する好奇心旺盛な人間が近いでしょう。 この心理機能を第一機能にもつアニメや漫画のキャラクターはかなり多いです。
Ne(外向的直観)を上手に使うタイプ
第一機能にNeを持つタイプ(最も上手)
・ENTP(討論者)
・ENFP(広報活動家)
第二機能にNeを持つタイプ(かなり上手)
・INTP(論理学者)
・INFP(仲介者)
Ne(外向的直観)の特徴
可能性/ひらめき/本質を見抜く/偏見がない/コミュニティの枠を飛び越える
Neを主機能に持つ人は好奇心旺盛で活発です。活発という意味ではSeも共通点していますがその性質は全く違います。Seが世界をありのままに知覚するのに対して、Neはありのままを知覚するのは最初のほんの一瞬だけでその後即座にその物事の持つ可能性、背景に目を奪われます。例えばSeユーザーが人と出会うとき、その人の顔立ち、身なり、声色などを常に着目している一方で、Neももちろんそのような五感を感じはしますが敏感ではなく、それよりもその人との関係がどのように進展していくのか、その人の本質がなんなのかに目を輝かせます。Neはとにかく可能性を感じる人、知的好奇心を満たせる面白い人を好みます。この最たる例が「初対面の人」です。Neを持つ人にとって、未知の人は可能性の塊でしかありません。その好奇心が「コミュニティの枠を飛び越える」という形で現れてきます。逆に可能性を感じなくなってしまうと、Neは興味を失います。固定化されたメンバー、変わらない日常、などといったものはNeユーザーにとって非常に退屈に感じるはずです。
Neと人類の歴史
Neは人類に大きな発展を及ぼしたはずです。彼らは長所である「可能性を追い求める姿勢」「本質を見抜く力」を活かし活躍したことでしょう。例えば、新しい武器や罠の開発、新しい食糧や土地の開拓、動物や自然現象のパターン分析などが挙げられます。